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第14回日左連の左官工事PR部門最優秀賞を受賞 東京都左官組合連合会では第2回左官伝統工法を見る講習会(土壁編)」を開催いたしました。 令和4年5月31日に国土交通省が不燃材料としての土壁を官報に告示したことにより、建築基準 法の確認申請で建物の内外壁土を切り返し等の土壁あらわし仕上げが可能になり、今後、古民 家等をリフォームして旅館ホテルに用途変更する、大臣認定の聚楽壁等の既調合塗り材料を使 用せずに地場の土を使用した地方色のある建築が可能になるなどの新たな展開が期待される 中、全国の会員はじめ設計士やゼネコンの方々に、あまり 扱ったことがない土壁のことを正しくよく理解していただ きたいとの思いから企画いたしました。
座学編は「壁土を不燃材料として建築物に用いる場合の壁 土仕上げ標準施工要領」を鈴木光日左連技術顧問と不燃材料 認定に絶大なる尽力をされました早稲田大学の輿石直幸教授が説明、実技編ではカリスマ左官の久住有生氏が卓越した 技を披露してから、はじめて土を塗る若年技能者に適切なア ドバイスをするという方法により、重要なポイントをよりわかりやすく説明しました。
総参加者数は182名で、内訳は北海道から九州までの道府県連会員43名、東京会員84名、非会 員の設計士やゼネコン等の方々29名でした。
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●塗り壁とは●
セメントや土、消石灰などの結合材に、水、骨材、繊維、顔料などを混ぜ合わせた左官材料を塗って仕上げた壁のことです。主な成分が天然素材であるため健康的で、落ち着きがありながらオリジナリティーあふれる仕上がり感も特徴です。また、漆喰や珪藻土などの吸放湿性を持った材料には、室内の湿度調節をする機能もあり、快適な室内環境づくりに貢献します。
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