【塗り壁とは】 |
漆喰や珪藻土などの塗り壁は、室内環境を改善します。
セメントや土、消石灰などの結合材に、水、骨材、繊維、顔料などを混ぜ合わせた左官材料を塗って仕上げた壁のことです。主な成分が天然素材であるため健康的で、落ち着きがありながらオリジナリティーあふれる仕上がり感も特徴です。また、漆喰や珪藻土などの吸放湿性を持った材料には、室内の湿度調節をする機能もあり、快適な室内環境づくりに貢献します。 |
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【現代の住環境について】 |
現代の住宅に用いられる建材には、多くの化学物質が使われ、放散されたそれらの有害な化学物質が室内の空気を汚染します。さらに、現在の住宅は機密性が高く、室内における空気の環境度合いが少なくなっています。それによりカビ・ダニなどの発生しやすい環境へと変化し、生活空間の汚染となります。
2003年のシックハウス対策としての建築基準法の改正は、現代の室内環境汚染がいかに深刻な事態にあるかを照明していると言えるでしょう。今、住宅はもちろんですが、学校・病院・公共施設等の人の集まる場所にこそ空間の環境汚染対策が求められています。 |
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