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■日左連関係NEWS 青年部活動報告 |
東京の青年部が一つになり改称、 |
令和会発足 |
~女子部会も発足し、活発な活動を目指す~ |
東京都左官組合連合会令和会
原 田 宗 亮 |
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日左連副部長(東京)の原田です。今回は東京都左官組合連合会令和会創立総会についてお伝えします。
東京都左官組合連合会(石川隆司会長)は7月29日、東京・新宿区の東京都左官組合連合会会議室において、東京都左官組合連合会令和会創立総会を開催しました。
令和会とは、東京都左官組合連合会(以下 東左連)の青年部が改称して発足された会です。今までも東左連青年部として4つの青年部が力を合わせて活動していましたが、令和会と改称し、更に結束を固め、活発に活動しくことを目指しています。
また、業界内に女子部会の発足を目指すことを日左連長谷川哲義会長より東左連に提案され、これを受け、令和会の中に女性支部(仮称)を設立することとなった。
創立総会では、冒頭、東左連の石川会長よりご挨拶を頂きました。「新たに令和会としてスタートが切れることを喜ばしく思う。積極的に令和会を盛り上げていってほしい。業界には今、大きな荒波が押し寄せている。昨年から不動産融資が止まっている状況で、建設業全体の動きが鈍いと感じている。
また、本年10月からは消費税の増税も予定されているものの、本来であれば駆け込み需要があっても良いのだがそれすらもない。1年後に迫る東京オリンピック・パラリンピック後の経済状況も見通せない中で、国交省では新築需要が現在よりも3割減少するという試算も出している。
そうした中で本日、船出を迎える令和会の皆が、若い力を合わせて荒波を乗り越えていけば建設業界全体の発展を推し進め、大きな発展が待っているのではないだろうか。そして日左連傘下では初めての女子部会が設立する。社会全体で働き方が大きく変わる中、より一層の女性の活躍に期待をしたい。積極的な意見を頂き、皆で仲良く令和会を盛り上げ発展させて欲しい」と語られました。 |
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続いて青年部の伊藤氏よりがこれまでの東左連青年部の活動内容について説明を行いました。挨拶の中で「各地方の青年部から東京から積極的に情報を発信し、日左連青年部を引っ張る組織になって欲しいという要望を耳にする。左官議連といった様々な関係組織へのアプローチのほか、漆喰のJIS化やJASS、標準仕様書への記載、常用単価の設定といった事業が東京を中心に進めており、そうした中で我々の活動に大きな期待が寄せられている。これからの業界を引っ張っていくのは我々である。令和会の活動が皆さんにとってプラスになり、会への参加者が増えるような組織にしていきたい。
また、令和会の発足に際して女性が仲間になった。これは日本が更に発展するためには女性の力や技術が必要であり、女性が働き続けられる環境を如何にして作っていけるのかが大きな課題となっている。仕事環境の整備だけでなく情報交換の場として令和会を活用して頂き、魅力ある業界にしていければと思う。会員一人一人の力を結束し、様々なことにチャレンジしていきた。社会に貢献する活動を行うことで、左官の仕事として返ってくるような循環を作っていきたい」と抱負を述べました。
その後、総会審議は滞りなく承認され、役員、規約等が決定し、初代令和会会長には伊藤敏夫氏が就任しました。
閉会の辞としてご来賓を代表して東左連の米本順平副会長よりご挨拶を頂き、「日左連を実際に動かしているのは青年部と言っても過言ではない。先日、都内で「匠の技の祭典」というイベントを行った際、大きな光る泥団子を制作した。実行委員会の中には出来ない理由を探す委員がいた中、青年部は何とか工夫して作り上げようとしていた。これが世代の違いと感じた。そして令和会の目的の一つは女性の参画である。女性は本当に左官の仕上げに憧れて業界に入ってきている。
現在、日左連でも中屋敷剛前青年部長が先頭に立ってしっくい10倍プロジェクトを推進している。これを広めていくのは若い力で、その情熱や努力、夢を支えていくのが親会の立ち位置ではないだろうか。来年も匠の祭典は開催される。是非とも女性の意見を取り入れて一緒に取り組んでいければと思う」というお言葉を頂きました。
総会終了後には会場を移して懇親会が催され、盛会の裡に終了しました。
令和会役員は以下の通りです。
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令和会会長 |
伊藤敏夫 |
副会長 |
廣瀬能克、吉村誠、栗田秀行、尾島健吾、豊里真奈美(女子支部) |
顧問 |
吉原敏雄 |
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