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■ものづくり・匠の技の祭典2017出展報告 |
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開催日:平成29年8月9日(水)〜11日(金/祝日)
開催場所:東京国際フォーラム
東京都は、日本各地と連携して双方の強みを生かした産業振興施策を「ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト」として実施しておりますが、その一環として昨年に引き続き、日本のものづくり産業の持続的発展を目指し、東京を起点に日本各地と連携し、ものづくりとそれを支える匠の技の魅力を発信するため、全国から優れた技能を一堂に集めるイベント「ものづくり匠の技の祭典2017」を開催しました。 |
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テーマは「伝統と革新」とし、伝統的な技とその革新、最先端の技術を見られる、体験できる、肌で感じ取ることができるイベントとして構成され、海外の方も含めて、大人も子どもも誰もが楽しむことができます。
2年目の今年は、以下のような概要により開催されました。
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●日程 平成29年8月9日(水)・10日(木)・11日(金/祝日)
●会場 東京国際フォーラム ホールE(地下2階)・ロビーギャラリー(地下1階)
●内容
(テーマ展示) 日本家屋の棟上げ、茶室でのおもてなし など
(ステージパフォーマンス) 左官職人によるこて絵実演など
(体験) さまざまな匠の技の体験コーナー
(地方出展) 匠の技の作品や伝統工芸品、日本各地から集めた逸品の販売
来場者数は3日間で35,000人(東京都発表)と無事成功裡に閉幕いたしました。
東京都左官組合連合会(石川悦夫会長)は、次のような内容で出展しました。
●実演 こて絵・現代風磨き壁
●展示 大津壁構造体・擬板・光る泥団子の一輪挿し・かまど・調湿機能実験装置
●体験 光る泥団子づくり体験(成果物 光る泥団子) 3日間で85人体験
塗り壁体験(成果物 マスコットさかん君シール)3日間で116人体験
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さらに東左連では匠の技の結晶・茶室の塗り壁部分を担当(木村一幸氏)しました。
現在、「匠の技の祭典2017」のホームページにて、2日目にステージで披露した東左連青年部によるこて絵実演(葛飾北斎作「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」模写)が全編(45分)ご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=JhcV6V6gEGM
初日のオープニングでは、昨年「手技職」の題字を描いた挾土秀平氏が、直径1,450mmの巨大な桶の底に描いた作品を披露し、小池知事よりコメントを頂戴しました。
このイベントは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで毎年開催します。
東左連では、古来より脈々と引き継がれてきた左官の伝統と新たな革新をさまざまな面で表現できたかどうかを検証し、早くも3年目に向けた新企画の検討に入っています。
皆様より、「ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト」ならではの企画のご提案をお待ちしております。
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東京都左官組合連合会
会長 石川悦夫 |
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